ARITA
FUKAGAWA-SEIJI 本店


明治モダンを感じさせる、
深川製磁の始まりの場所
大正期に建てられた深川製磁本店は、現代では希少なスクラッチタイルを外壁に使用した、木造3階建。本店建物と参考館の所蔵品は、近代化産業遺産群にも認定されており、これまでの深川製磁の歴史を感じていただける場所です。
本店1階にて作品の販売はもちろん、2階の参考館ではこれまで宮内庁に採用されてきた歴代の器や、明治モダンあふれる過去の名品の数々を収蔵しております。また、隣接する工房で製品を制作しており、見学も承っております(参考館、工房見学ともに要予約)。
また、本店が位置する、有田の中心地といわれる内山地区は、有田焼最初の窯跡である400年前の天狗谷窯遺跡もあり、実際にその跡をご覧いただけます。
深川製磁の始まりの場所として、お客さまのご来訪を有田の地でお待ちしております。
近代化産業遺産群とは
経済産業省が、日本の近代化に貢献した産業遺産を対象に認定している文化遺産の一種。深川製磁の本店と参考館、および「チャイナ・オン・ザ・パーク」の所蔵物は、九州北部の窯業近代化と発展の歩みを物語る近代化産業遺産として認められました。ほかに、横浜赤レンガ倉庫や倉敷紡績工場、日光金谷ホテルなどが認定されています。

西洋文化を取り入れたアーチ型の窓が粋な、当時としては前衛的な設計です。本店には1900年にパリ万博で金牌を受賞して以来、トリコロールの旗を掲げています

重厚なガラス張りの正面玄関には、ステンドグラスで社名が施されています

深川製磁のトレードマークでもある富士。室内にステンドグラスの光が差します

本店1階では、工房の職人が手がけた作品をゆっくりと楽しみながらお買い物いただけます

本店2階参考館では、明治期からお納めしてきた皇室ゆかりの参考品を大切に保管しています

昭和天皇をはじめ、多くの賓客をお迎えした貴賓室の壁には忠次デザインの陶磁器がはめ込まれており、気品ある空間を演出しています



隣接する工房は、初代深川忠次が明治27年(1894)に設計したもの。日々職人たちが切磋琢磨し、深川製磁固有の様式美を追求しています
工房、参考館のご予約はこちらから承ります。
※見学は、少人数に限らせていただいております。
※工房の都合により見学をお受けできない場合がございます。
ARITA
FUKAGAWA-SEIJI 本店
住所
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-8
TEL
0955-42-5215
FAX
0955-43-3491
営業時間
09:00~17:00
定休日
年末年始以外は無休