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深川工房 職人達のつぶやき



今年も、年に一度の仕事、登り窯に火が入ります。
登り窯の火入れも12回目となります。今回も登り窯で磁器を焼きあげる事に挑戦します。

今年は、秋の有田陶器市の特別企画「薪窯めぐり」が11月22日(金)~23日()に行われました。







窯の中に作品を積み込んでいく作業。ポット、コーヒーカップ、盃、箸置その他、約700作品が火入れを待つ。



朝、神前で作業の安全を祈願し火入れを行いました。
右は、ねらし焚き(急激な温度上昇による作品の破損を防ぐ)の作業。



深夜0時からの攻め焚き(窯焚きの本番。一気に温度を上げる)の作業。
右は、ゼーゲルコーン(窯の中の温度計)と、あげてみ(釉薬の溶け具合、絵具の発色を見るもの)



明け方、月に向かって伸びる煙突からの炎。



攻め焚き中、煙突からは黒煙が立ち昇る。



秋の陶器市特別企画「薪窯めぐり」2回に分けたくさんのお客様で賑わいました。


「あげてみ」の取り出し。作品の状態を確認する。

煙突からは勢い良く炎が噴出する。



2013年の登り窯は天候にも恵まれ良い環境の中で作業することができました。
火止めは、17時20分になり焼成時間は、32時間 使用した赤松の薪は約400束。
職人達は、ひと時も休まず炎と向き合い作業にあたりました。お疲れ様でした。






登り窯の本焼成から約3週間の冷却期間を経て、12月17日(火)窯出しを行いました。



お客様も参加して頂いた窯出し。

白磁に見込み山水の絵柄がはえる



ひとつ、ひとつ形と模様が違う手造りのグイ呑み碗。

瑠璃色に龍が映える3ツ足のワインクーラー。



赤松の灰が器に溶け込んだ薪窯らしい木の葉型の取皿。

1400℃の温度に耐えきれず変形した竜手付花瓶。



VOCの皿。しっとりと絵具の発色も良い。

青磁の徳利・盃、透きとおる作品にあがった。



これから作品は、2014年新春からチャイナ・オンザ・パーク忠次館を皮切りに各地で展示販売いたします。
どうぞよろしくお願いします。




2014年 1月2日(木)~1月20日(月)まで
チャイナ・オンザ・パーク忠次館にて






窯元歳時記