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深川工房 職人達のつぶやき

今回は、釉薬について説明をしていきたいと思います。

釉薬とは、製品をコーティングする液体の事で焼成することで、透明になり 
中に描かれた絵が浮かび上がる。

釉薬は、製品と焼成温度に合わせ自家調合、管理された釉薬は、透明の釉薬、天然木灰入りの釉薬、
多彩な色釉、数種類の青磁釉など数十種類がある。

天然木灰入りの釉薬(ゆす灰釉)は製品によくなじみ、絵具の発色も良く工芸品用に使用される。

高度な技術が必要な釉薬掛けと製品の出来、歩留まりに大きく影響する仕上げの分業制。
部分的に2~4種類の釉薬を掛け分けることもある。




釉薬を掛けられ仕上げられた製品は窯で焼成することで、釉薬が熔け中に描かれた絵が見える。



職人達のつぶやき・・・


釉薬を掛ける作業で大事なことは、製品に均一の厚さで掛けるのが大事です。
厚く掛ければ焼成時に熔けきれず絵がぼやけてしまい、薄く掛ければ絵柄が変色してしまいます。

製品の形状や描かれた絵柄。また季節の変化による湿気や乾燥で微妙に釉薬の濃度を変えます。

ひとつの製品で2~4種類の釉薬を部分的に掛け分ける作業もあります。

先輩方からは、「技術は目で見ておぼえよ!」と言われてきました。
入社して30年を過ぎましたが、まだまだ勉強中です。



有田工場 / 施釉ブロック

今回は、釉薬について説明をしています。

窯元歳時記