INFOMATION

深川工房 職人達のつぶやき

今回は 錦付け(上絵つけ) 錦窯の工程になります。
錦付け(上絵付け)とは 1350℃の炎で本焼成された製品に上絵の具で模様を描きます。



   絵具見本の一部である。

  約600種類の色があり すべて自家調合の
  深川オリジナルである。

  日によって気温や湿度が違うため調合には 微妙な
  調節が必要となるため、ひとりの職人にまかされる。
  










  錦付けの線書きの作業である。

  一筆 一筆が気が抜けない。やり直しがきかない
  作業のため、卓越した技術が要求される。

  室内が乾燥していると絵具ののりが悪く 描きにくいため
  絵具を調節しながらの作業になる。 

  これを窯で 800℃で焼成すると 鮮やかな金色になる。
  








  上絵だみの作業である。

  たっぷりと筆に絵具を染み込ませ、下絵にそって
  筆を進めていく 熟練された職人の手技である。

  繊細な作業となるため、一日に数個しか 完成しない
  職人達のひたむきな心が感じられる。
  










  錦窯である。

  筒状になっているため トンネル窯とも言われる。

  この工程は線書き 上絵だみを終えた製品が
  800℃強の温度でじっくりとトンネルの中を通過する

  焼成時間や温度により 絵具の発色が違ってくるため
  常に気を配らなくてはならない。
  








  上絵つけ職人のつぶやき・・・・

  細かい作業なので 根気と集中力が必要です。

  やり直しがきかない作業なので 気持ちがちょっとでも
  乱れると失敗につながるので、 気が抜けません。

  さまざまな職人達の手を 渡ってきた製品なので 
  大事に気持ちを込めて作業したいと思います。
  










お知らせ

登り窯 11月下旬に火入れ式

深川製磁では、一年に一度 登り窯でやきものを焼成しています。
今年は 11月下旬に火入れを予定し 着々と準備を進めています。

登り窯は、薪を燃料とするため 製品には灰が降りかかります。 
その灰が 自然に釉薬になり 炎の熱やあたり方で器に溶け込み さまざまな表情の器が生まれます。

今年も、どんな器が 生まれてくるか 楽しみです。

深川の登り窯の製品を 毎年、楽しみに待っておられるお客様のためにも 
心を込めて いい仕事をしたいと思います。

去年の作業風景





西有田工場 / 絵付・錦窯ブロック

今回は、錦付(上絵付)錦窯風景・上絵付は細かい作業の連続に挑む職人のつぶやきを紹介しています。

窯元歳時記